【12月3日 Xinhua News】冬を迎えた中国陝西省(Shaanxi)宝鶏市(Baoji)千陽県(Qianyang)の千湖国家湿地公園ではこのところ、国家1級保護野生動物のトキが群れで水と戯れ、餌をついばみ、寒さをものともせず飛び回っている。
40年の研究と保護を経て、トキは発見当初の7羽から世界で7千羽を超えるまでに増えた。省内の生息数は5257羽で、中国全体の79・45%、世界の68・67%を占める。
同公園では2014年の放鳥以降、7年にわたる追跡調査が行われ、野生化したトキの繁殖とひな28羽が確認された。ひなは既に現地の気候や環境に適応しており、営巣や捕食、パートナー探し、自然繁殖などの能力を備えているという。(c)Xinhua News/AFPBB News